2021年8月1日(日) ドル円環境認識
こんにちは、ハナです。
今年も8月になりました。
現在夏休みモードで相場から離れた生活をしています。
ブログ更新も休業ですが、汗
今回はざっくりとですがドル円の環境認識をやってみます。
(かなりざっくりです、、、苦笑)
先ずは月足チャートから、、、
カスタムチャートで、背景に年足を入れてみました。
年足では、
2016年からの5年間陰線が続いていましたが、今年は1月を安値に上昇中。
現状今年の年足は陽線になっています。
月足では、
先月(7月)のローソク足は、「陰線の包み足」で確定しました。
チャートのフォーメーションやパターン、及びローソク足のプライスアクションを分析するのであれば、以下二つの要素が大事になります。
「なぜその場所に出現したのか」と「どのような経緯でそれが出現したのか」です。
今回出現した月足の陰線包み足は、昨年高値112.22レベル抜けを一旦否定する形状。
つまり、このレベルを上抜けさせたくない「売り勢力」がいることが解りました。
今後この陰線包み足を上抜け、更に112.22レベルをしっかりブレイクしてくるようであれば、売り勢力のストップを巻き込み、長期「ドル高円安」トレンド発生(120~130円方向)の可能性が出てくると思っています。
週足は、4月の安値(107.47)から6月の高値(111.66)の波(X波、茶色)に対して、
先々週は下ヒゲ陽線(a)で押し目反発。
先週は被せるような陰線(b)が出現、ただ(a)の安値(109.06)を抜けるまでには至っていません。
この107.47レベルは、今年1月からの上昇トレンドの「押し安値」であり、下抜けてしまうとトレンド転換(下落トレンド発生)と認識しています。
さらに日足を見てみます、、、
カスタムチャートは週足になります。
先週末30日は陽線でしたが、前日29日の陰線の高値(109.95)を超えられず、形状はそれほど強くありません。
週明け月曜日は、109.95を上抜けるか、30日安値109.36を下抜けるかを見ていくイメージになると思います。
今年のドル円は、昨年の変動レンジ(101.18円〜112.22円)内の動きに終始しています。
昨年のレンジ幅11円04銭。今年は
年々ボラティリティは縮小傾向にあるドル円
勿論決めつけは出来ず、今年後半も低ボラ継続で小動きに終始するシナリオも考えられます。
ここからボラ拡大があるならば、史上最高値更新を続ける米株式市場の反転下落、及び今年大きく動いているコモディティやクリプト市場の影響等が、マネーが大きく動き出す要因になるかもしれません。
過去を遡れば、約10円幅の値動きは1、2週間もあれば動いてしまうこともありましたし、
近年のボラティリティ縮小に慣れてしまった市場参加者を驚かすような値動きが、今年これから起こる事も要想定だと思っています。
【イントラデイの環境認識 】
今回はざっくりとドル円の背景を分析してみましたが、
スキャルピングではもう少し細部の環境認識が必要になります。
毎日一本ずつ確定するローソク足(日足)を背景に、
「前日の高値または安値、どちらを先に目指す確率が高いか?」
または、
「前日の高値または安値を抜けた後、それがトレンドとして継続するか?それとも逆行レンジか?」。
非常にシンプルですが、イントラデイ(スキャルピングやデイトレード)での環境認識は
「本日を判断していく」フローが必要であり、
そして全世界のトレーダーが注目している事実だと思っています。
またスキャルピングトレードの記録をブログにアップしていきます。
なぜそのようなトレードに至ったのか、もう少し細部の環境認識もアップ できればと思っています。
今回はざっくりとドル円の環境認識をしてみました。
今年これからの動きがどうなるか。
皆様のトレードに少しでもお役に立てれば幸いです。